【盛岡】心療内科・精神科おすすめ9選！当日診察・診断書即日は？口コミや選び方も解説

「仕事のストレスで眠れない」「理由もなく気分が落ち込む…」

盛岡市で心療内科を探しているけれど、どのクリニックを選べば良いか分からず、一人で悩んでいませんか？すぐに相談したい、休職のために診断書が必要、という方もいるかもしれません。

この記事では、盛岡市で自分に合った心療内科を見つけるための具体的な選び方から、口コミで評判のおすすめクリニックまで詳しく解説します。あなたの心が少しでも軽くなるための第一歩を、この記事と共に見つけましょう。

盛岡市でおすすめの心療内科・精神科クリニック9選

ここでは、盛岡市でおすすめの心療内科・精神科クリニックを9院ご紹介します。それぞれの特徴や基本情報を参考に、あなたに合ったクリニックを見つけてみてください。

※本記事の情報は2025年7月時点のものです。受診の際は、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

もりおか心のクリニック

• おすすめポイント
  • 盛岡中心部にあり、アクセスしやすい
  • 臨床心理士によるカウンセリングも実施
  • 思春期から老年期まで幅広い年代に対応

盛岡市中心部、岩手医科大学附属病院の近くに位置するクリニックです。うつ病や不眠症、不安障害、パニック障害といった一般的な精神疾患から、思春期の心の悩み、老年期の認知症まで、幅広い年代の心の問題に対応しています。医師による診察だけでなく、臨床心理士によるカウンセリング（予約制・自費）も行っており、薬物療法と心理療法の両面からアプローチできるのが特徴です。患者さん一人ひとりの話にじっくりと耳を傾け、その人に合った治療法を提案してくれます。心の不調で悩んでいる方が、安心して相談できる地域のかかりつけ医を目指しています。

クリニックの基本情報

盛岡北心療クリニック

• おすすめポイント
  • うつ病やパニック障害、社交不安障害などの治療に注力
  • 患者の話を丁寧に聞くことを重視した診療スタイル
  • 落ち着いた雰囲気の院内でリラックスできる

盛岡市北部に位置し、地域に根差した診療を行う心療内科・精神科クリニックです。特にうつ病やパニック障害、社交不安障害などの気分障害や不安障害の治療に力を入れています。院長は、患者さんとの対話を何よりも大切にし、一人ひとりの悩みや背景を丁寧にヒアリングすることから診療を始めます。薬物療法についても、必要性を慎重に判断し、患者さんの納得を得ながら進めていくスタイルです。院内はプライバシーに配慮された落ち着いた空間で、初めての方でもリラックスして相談しやすい環境が整っています。丁寧な診察を希望する方におすすめのクリニックです。

クリニックの基本情報

ふじメンタルクリニック

• おすすめポイント
  • 思春期から成人の発達障害（ADHDなど）の相談に対応
  • 医師と臨床心理士が連携したチーム医療
  • 駐車場が広く、車での通院が便利

盛岡市の南エリア、見前地区にあるメンタルクリニックです。うつ病や不安障害などの一般的な精神疾患に加え、思春期から成人の発達障害（ADHD、自閉スペクトラム症など）に関する相談や診断にも対応しているのが大きな特徴です。医師による診察と薬物療法だけでなく、臨床心理士によるカウンセリングや心理検査も行っており、多角的な視点から一人ひとりの状態に合わせたサポートを提供しています。穏やかで話しやすい雰囲気の院長が、患者さんのペースに合わせてじっくりと話を聞いてくれます。発達に関する悩みを抱えている方や、丁寧な心理的サポートを求める方にとって心強い存在です。

クリニックの基本情報

公園通りクリニック

• おすすめポイント
  • 高松の池に近く、緑豊かな環境
  • 精神科デイケアを併設し、社会復帰をサポート
  • 経験豊富なスタッフによる手厚いケア

高松の池のほとりという、四季折々の自然を感じられる落ち着いた環境にあるクリニックです。外来診療はもちろんのこと、精神科デイケア「ポプリ」を併設しており、社会生活への復帰を目指す方々へのリハビリテーションプログラムを提供しています。デイケアでは、創作活動やスポーツ、グループワークなどを通じて、生活リズムの改善やコミュニケーション能力の向上をサポートします。医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士といった多職種のスタッフが連携し、一人ひとりの目標に合わせたきめ細やかな支援を行っているのが強みです。じっくりと療養に専念したい方、社会とのつながりを再構築したい方に適しています。

クリニックの基本情報

本宮Cクリニック

• おすすめポイント
  • 女性医師が在籍しており、女性も相談しやすい
  • 内科・心療内科を標榜し、心と体の両面からアプローチ
  • 新しいクリニックで清潔感のある院内

盛岡市本宮地区にある、内科と心療内科を標榜するクリニックです。身体の不調と心の不調が密接に関わっているという視点から、総合的な診療を提供しています。特に、女性医師が在籍しているため、女性特有の悩みやデリケートな問題についても安心して相談しやすいのが大きなメリットです。院内は明るく清潔感があり、リラックスして過ごせるように配慮されています。心療内科の受診に抵抗がある方でも、内科と併設されていることで通院のハードルが下がるかもしれません。心と体の両面からトータルでケアしてほしい方、女性医師の診察を希望する方におすすめです。

クリニックの基本情報

三本柳かんのクリニック

• おすすめポイント
  • 消化器内科と心療内科が連携した診療
  • ストレス関連の身体症状（過敏性腸症候群など）に強い
  • WEB予約システムがあり、予約が取りやすい

盛岡市三本柳にある、消化器内科と心療内科を標榜するクリニックです。ストレスが原因で起こりやすい過敏性腸症候群（IBS）や機能性ディスペプシアなど、心と消化器系の両方にまたがる疾患の治療を得意としています。身体の症状で内科を受診したものの、原因がストレスにあると診断された場合でも、スムーズに心療内科のケアを受けられるのが強みです。公式サイトから24時間いつでも予約ができるWEB予約システムを導入しており、日中忙しい方でも予約を取りやすい点が便利です。原因不明の腹痛や下痢など、ストレスに起因する身体の不調で悩んでいる方に特におすすめのクリニックです。

クリニックの基本情報

盛岡さくらクリニック

• おすすめポイント
  • 盛岡駅から徒歩圏内でアクセス良好
  • 土曜日も夕方まで診療しており、平日に通えない方も安心
  • 精神科専門医による専門的な治療

盛岡駅から徒歩約10分という通いやすい立地にあるクリニックです。平日は18時まで、土曜日も17時まで診療を行っているため、仕事や学業で忙しい方でも通院スケジュールを調整しやすいのが魅力です。院長は精神科専門医の資格を持ち、うつ病、不安障害、統合失調症など、さまざまな精神疾患に対してエビデンスに基づいた専門的な治療を提供しています。患者さん一人ひとりの状態を的確に診断し、最適な治療法を提案することに力を入れています。駅から近く、土曜日も診療している利便性の高さから、幅広い層の患者さんが通院しています。

クリニックの基本情報

なないろのとびら診療所

• おすすめポイント
  • 児童・思春期の心の問題に特化
  • 臨床心理士や精神保健福祉士など専門スタッフが充実
  • 保護者向けの相談やペアレント・トレーニングも実施

不登校、発達障害、気分の落ち込みなど、子どもたちの心の問題を専門に扱う児童・思春期精神科クリニックです。院長をはじめ、臨床心理士、精神保健福祉士、看護師といった多職種の専門家がチームを組み、子ども一人ひとりの特性や状況に合わせたきめ細やかなサポートを提供しています。診察だけでなく、カウンセリングやプレイセラピー、ソーシャルスキルトレーニング（SST）など、多彩なプログラムを通じて子どもの成長を支援します。また、子育てに悩む保護者へのカウンセリングや、具体的な関わり方を学ぶペアレント・トレーニングも行っており、家族全体を支える体制が整っています。

クリニックの基本情報

駅前メンタルクリニック

• おすすめポイント
  • 盛岡駅前にあり、公共交通機関でのアクセスが抜群
  • 平日は18時30分まで診療で仕事帰りにも立ち寄りやすい
  • 様々な心の不調に幅広く対応

その名の通り、盛岡駅のすぐ目の前という絶好のロケーションにあるメンタルクリニックです。電車やバスでの通院が非常に便利で、周辺地域からのアクセスも良好です。平日は18時30分まで診療しているため、仕事や学校の帰りに立ち寄ることも可能です。うつ病や不眠症、不安障害といった働く世代に多い悩みから、ストレスによる心身の不調まで、幅広いメンタルヘルスの問題に対応しています。利便性の高さを活かし、忙しい日々の中で心のケアを必要とする人々を支えています。まずは気軽に相談できる場所を探している方、通いやすさを重視する方におすすめです。

クリニックの基本情報

公式URL：(要確認)

盛岡市でおすすめの心療内科・精神科クリニック比較一覧表

盛岡市で後悔しない心療内科の選び方｜5つの重要チェックポイント

盛岡市には多くの心療内科があり、どこを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。自分に合わないクリニックを選んでしまうと、治療が長引いたり、通院が苦痛になったりすることも。ここでは、後悔しないために押さえておきたい5つのチェックポイントを解説します。

ポイント1：診療内容と医師の専門性が合っているか

一口に心療内科といっても、クリニックによって得意な分野や治療方針は様々です。

• 治療方針を確認する：薬物療法を中心に行うのか、カウンセリングを重視するのか。公式サイトなどでクリニックの方針を確認しましょう。
• 対応疾患をチェックする：うつ病、適応障害、パニック障害、ADHDなど、自分の悩みや症状に対応しているか確認が必要です。「眠れない」「気分の落ち込みが激しい」といった具体的な症状から、対応可能か見てみるのも良いでしょう。
• 医師の専門性を参考にする：医師の経歴や資格も信頼性の指標になります。特に「精神保健指定医」や「精神科専門医」は、精神科医療に関する十分な知識と経験を持つ医師の証です。

ポイント2：無理なく通える立地・診療時間か

心の治療は、一度きりではなく継続的な通院が必要になることがほとんどです。そのため、「通いやすさ」は非常に重要な要素です。

• アクセス：盛岡駅からの距離、バス停からの近さ、駐車場の有無など、自分が利用しやすい交通手段で無理なく通える場所を選びましょう。
• 診療時間：平日の夜間（18時以降など）や土曜・日曜に診療しているクリニックは、仕事や学業と両立しやすくなります。自分の生活リズムと照らし合わせて、通院可能なクリニックを探しましょう。

ポイント3：予約の取りやすさと待ち時間

いざ受診しようと思っても、予約が取れなければ意味がありません。

• 予約システム：電話予約のみか、WEBで24時間予約できるかなど、予約システムの利便性を確認しましょう。
• 予約の混み具合：口コミサイトなどで「予約が取りづらい」という声が多い場合、人気がある証拠でもありますが、すぐに診てもらいたい場合は注意が必要です。逆に「待ち時間が長い」という口コミは、一人ひとりの診察を丁寧に行っている結果かもしれません。

ポイント4：医師やクリニックとの相性

治療をスムーズに進める上で、医師やクリニックとの相性は無視できません。安心して話せる関係性を築けるかどうかが鍵となります。

• 医師との相性：医師の性別（女性医師を希望するなど）や、話しやすい雰囲気かどうかは重要です。公式サイトの医師紹介ページや、口コミから人柄を推測してみましょう。
• クリニックの雰囲気：院内が落ち着ける空間か、プライバシーへの配慮（診察室の声が漏れないかなど）がされているかも大切なポイントです。

ポイント5：口コミ・評判を正しく参考にする

Googleマップや医療系ポータルサイトの口コミは、クリニック選びの貴重な情報源ですが、見方にはコツがあります。

• 情報は個人の感想と心得る：口コミはあくまでその人の主観的な感想です。治療効果や医師との相性は人それぞれであり、自分に当てはまるとは限りません。
• 極端な意見に惑わされない：感情的な高評価や低評価のコメント一つだけで判断するのは避けましょう。
• 多くの意見を参考にする：複数の人が共通して指摘している良い点（例：「先生が話をよく聞いてくれる」）や気になる点（例：「受付の対応が事務的」）を客観的に評価し、自分にとって許容できる範囲かどうかを判断材料にしましょう。

【盛岡市】心療内科の初診から受診後までの流れを解説

初めて心療内科にかかるのは、誰でも不安なものです。ここでは、予約から診察、会計までの一般的な流れを解説します。事前に流れを知っておくことで、少しでも安心して受診に臨めるはずです。

STEP1：クリニックの予約

ほとんどの心療内科・精神科は完全予約制です。まずは電話やクリニックのウェブサイトから予約を取りましょう。

• 伝えること：「初めての受診です（初診）」と伝えます。
• 聞かれること：名前、連絡先、主な症状（例：「眠れない」「気分が落ち込む」など）を簡潔に伝えられるとスムーズです。もし、休職のための診断書を希望している場合は、その旨も伝えておくと良いでしょう。
• ポイント：電話で話すのが苦手な方は、WEB予約システムがあるクリニックを選ぶのがおすすめです。

STEP2：受診当日の持ち物と準備

当日は、忘れ物がないように準備していきましょう。

• 必須の持ち物
  • 健康保険証：忘れると自費診療（10割負担）になってしまうので、必ず持参してください。
  • お薬手帳：他の病院で薬を処方されている場合は、飲み合わせの確認のために必要です。
• あると便利なもの
  • 症状や経緯をまとめたメモ：いつから、どんな症状があるか、どんな時に辛いか、などを時系列でメモしておくと、医師に伝えやすくなります。「うまく話せるか不安…」という方も、メモがあれば安心です。
  • 紹介状（診療情報提供書）：他の医療機関からの紹介の場合は持参してください。

STEP3：受付・問診・診察

クリニックに到着したら、まずは受付を済ませます。

1. 受付：健康保険証を提出し、問診票を受け取ります。
2. 問診票の記入：現在の症状、これまでの病歴、生活状況、家族構成、アレルギーの有無などを記入します。できるだけ詳しく、正直に書きましょう。この情報が診断の重要な手がかりになります。
3. 診察：順番が来たら診察室に呼ばれます。問診票の内容をもとに、医師がさらに詳しく話を聞いてくれます。緊張してうまく話せなくても大丈夫です。医師が質問しながら丁寧に話を引き出してくれますので、リラックスして自分の言葉で話すことを心がけましょう。診察時間は初診の場合、30分～1時間程度と長めに取られていることが一般的です。

STEP4：会計と処方

診察が終わったら、待合室で会計を待ちます。

• 会計：名前を呼ばれたら会計を済ませます。
• 処方：薬が処方される場合は、「院外処方せん」が渡されます。これを持って、近隣の調剤薬局へ行き、薬を受け取ります。次回の予約が必要な場合は、会計時に予約を取ることが多いです。

心療内科と精神科、カウンセリングルームの違いとは？

心の不調を感じたとき、「心療内科」「精神科」「カウンセリングルーム」のどれを選べば良いか迷う方も多いでしょう。それぞれ役割が異なるため、自分の目的や状態に合わせて選ぶことが大切です。

こんな人におすすめ

• 心療内科・精神科がおすすめな人
  • ストレスによる頭痛、めまい、不眠、食欲不振などの身体症状がある
  • 薬による治療を検討したい
  • 休職や公的支援の申請のために診断書が必要
  • 健康保険を使って治療を受けたい
  • 気分の落ち込みや不安が強く、日常生活に支障が出ている
• カウンセリングルームがおすすめな人
  • 病院に行くのは少し抵抗がある
  • まずはじっくりと自分の話を聞いてもらいたい
  • 薬を使わずに、対話を通じて考えを整理したい
  • 病気というほどではないが、人間関係やキャリアの悩みを相談したい

ポイント: 実際には、心療内科と精神科の区別は曖昧で、両方を標榜しているクリニックがほとんどです。どちらに行けば良いか迷ったら、まずは通いやすいクリニックに相談してみましょう。

盛岡市の心療内科に関するよくある質問（Q&A）

会社や家族に知られずに通院できますか？

はい、基本的には知られずに通院できます。

医療機関には守秘義務があり、患者さんの同意なく個人情報や受診内容を外部に漏らすことは法律で固く禁じられています。
また、健康保険証を使った履歴（医療費のお知らせなど）から、直接「心療内科」という診療科名や病名が会社や家族に伝わることはありません。プライバシーは厳重に守られますので、安心して受診してください。

薬の副作用が心配です。飲み始めたらやめられませんか？

副作用の可能性はゼロではありませんが、医師はそれを考慮して処方します。自己判断で中断するのは危険です。

抗うつ薬や抗不安薬には、眠気、吐き気、だるさなどの副作用が出ることがあります。しかし、これらの多くは飲み始めの時期に現れ、次第に慣れていくことがほとんどです。医師は副作用のリスクと治療効果を天秤にかけ、患者さん一人ひとりに合った薬を少量から慎重に処方します。
もし副作用が辛い場合や、薬について不安な点があれば、必ず医師に相談してください。薬の種類を変更したり、量を調整したりすることで対応できます。最も危険なのは、自己判断で急に薬をやめてしまうことです。症状の悪化や離脱症状を引き起こす可能性があるため、絶対にやめましょう。

予約なしで当日診察は可能ですか？

多くの心療内科は完全予約制のため、予約なしでの当日診察は難しい場合が多いです。

心療内科は一人ひとりの患者さんとじっくり向き合うため、診察時間を確保する予約制が一般的です。どうしても当日中に相談したいという緊急の場合は、まずは必ずクリニックに電話で問い合わせてみましょう。「予約でいっぱいですが、〇時頃なら少しお話を聞けます」といった対応をしてもらえる可能性や、他の適切な相談窓口を案内してもらえることもあります。無断で直接訪問するのは避け、事前に連絡を入れるのがマナーです。

カウンセリングだけ受けることはできますか？

クリニックによりますが、可能な場合もあります。ただし、自費診療になることが多いです。

医師の診察（保険適用）とは別に、臨床心理士などによるカウンセリング（自費診療）を提供しているクリニックもあります。薬物療法には抵抗があるけれど、専門家と話をしてみたいという方は、希望するクリニックがカウンセリングのみの利用に対応しているか、電話や公式サイトで確認してみましょう。その際の料金体系（1回50分で〇〇円など）も併せて確認しておくことが大切です。

受診を迷っています。どこか相談できる場所はありますか？

はい、盛岡市や岩手県が設置している公的な相談窓口があります。

クリニックに行く決心がつかない場合や、どこに相談すれば良いか分からない時は、まず無料で利用できる公的な相談窓口を活用するのも一つの方法です。保健師や精神保健福祉士などの専門家が匿名で相談に乗ってくれます。

• 盛岡市保健所 健康増進課 こころの健康担当
• 岩手県精神保健福祉センター

これらの窓口では、電話相談や面接相談を行っています。一人で抱え込まず、まずは気軽に相談してみてください。

心療内科の休職・診断書・傷病手当金に関する基礎知識

仕事のストレスが原因で心身に不調をきたし、休職を考えている方もいるかもしれません。ここでは、休職に必要な診断書や、休業中の生活を支える傷病手当金について、基本的な知識を解説します。

診断書は初診でもらえる？もらい方と注意点

「すぐに休職したいので、今日診断書がほしい」と考える方もいるかもしれませんが、診断書は初診で必ずもらえるとは限りません。

• 診断書発行は医師の判断：診断書は、医師が患者さんの状態を客観的に評価し、「休養が必要である」と医学的に判断した場合にのみ発行されます。そのため、初診時の問診や診察だけでは判断が難しく、数回の通院を経てから発行されるケースも少なくありません。
• 正直に相談することが重要：休職を希望している場合は、その旨を正直に医師に伝えましょう。どのような症状で仕事に支障が出ているのか、どのくらいの期間休みたいと考えているのかなどを具体的に話すことが、医師の的確な判断につながります。
• 診断書料は自費：診断書の作成には、健康保険が適用されない文書料（数千円程度）が別途必要です。

休職から復職（リワーク）までの流れ

休職はゴールではなく、元気になって職場に戻るための大切な準備期間です。一般的な流れを理解しておきましょう。

1. 休職：医師の診断書を会社に提出し、休職手続きを行います。
2. 療養：医師の指示に従い、まずは心と体をしっかりと休ませることに専念します。定期的に通院し、治療を進めます。
3. 復職準備：症状が安定してきたら、生活リズムを整えたり、短時間外出したりと、徐々に活動量を増やしていきます。この時期に、復職後の働き方について会社と相談を始めることもあります。
4. 復職：医師から「復職可能」の診断が出たら、会社と最終調整を行い復職します。時短勤務から始めたり、業務内容を調整してもらったりと、無理のないスタートを切ることが大切です。

クリニックによっては、復職を支援するリワークプログラム（集団療法や個別カウンセリングなど）を提供している場合もあります。

傷病手当金とは？申請方法について

傷病手当金は、病気やケガで会社を休み、給与が支払われない場合に、加入している健康保険から支給される生活保障制度です。

• 支給条件：主に以下の4つを満たす必要があります。
  1. 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
  2. 仕事に就くことができないこと
  3. 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
  4. 休業した期間について給与の支払いがないこと
• 申請方法：
  1. 申請書を、加入している健康保険組合や協会けんぽのウェブサイトから入手します。
  2. 申請書の「被保険者記入用」に自分で必要事項を記入します。
  3. 「療養担当者記入用」をクリニックに持参し、医師に意見書を記入してもらいます。
  4. 「事業主記入用」を会社の担当部署に渡し、証明をしてもらいます。
  5. すべての書類が揃ったら、健康保険組合や協会けんぽに提出します。

手続きが分からない場合は、会社の総務や人事の担当者、または加入している健康保険組合に問い合わせてみましょう。

まとめ：盛岡市でつらい気持ちを抱えているなら、まずは専門家への相談を

この記事では、盛岡市で心療内科を選ぶためのポイントや、おすすめのクリニック、初診の流れや費用について詳しく解説しました。

【盛岡市の心療内科選びで大切なポイント】

• 診療方針や専門性が自分の悩みに合っているか
• 自宅や職場から無理なく通えるか
• 医師やクリニックとの相性が良さそうか
• 口コミは参考程度に、客観的な視点で判断する

心の不調は、風邪と同じように誰にでも起こりうることです。「これくらいで病院に行くのは大げさかもしれない」と一人で抱え込まず、専門家に相談することが、回復への最も大切な第一歩です。

どのクリニックが良いかまだ迷っている方は、もう一度「盛岡市でおすすめの心療内科・精神科クリニック比較一覧表」を見返してみてください。
まずは公式サイトを確認したり、電話で雰囲気を確かめてみたりすることから始めてみましょう。あなたの心が少しでも軽くなることを願っています。

本記事は、心療内科・精神科の受診を検討している方への情報提供を目的としており、特定の医療機関への受診を強制するものではありません。また、医学的なアドバイスに代わるものではなく、治療や診断については必ず専門の医療機関にご相談ください。