【東京】ほくろ除去おすすめクリニック10選！安くて口コミが良いのは？保険適用や傷跡も解説

「東京でほくろ除去をしたいけど、クリニックが多すぎてどこを選べばいいかわからない…」

「料金が安いクリニックがいいけど、後から追加費用がかからないか心配…」

「レーザー治療って痛いのかな？傷跡が残ったらどうしよう？」

そんなお悩みを抱えていませんか？東京にはほくろ除去ができるクリニックが数多く存在するため、自分にぴったりの場所を見つけるのは大変ですよね。

この記事では、東京エリアでほくろ除去を検討しているあなたのあらゆる疑問を解決します。後悔しないためのクリニック選びの重要ポイントから、施術方法ごとの詳しい解説、料金相場、保険適用の条件、そして信頼できるおすすめクリニックまで、網羅的にご紹介します。

料金の安さだけでなく、医師の技術力やアフターフォローの重要性といった専門的な視点も交えながら、あなたが安心して施術を受けられるよう、徹底的にサポートします。ぜひこの記事を参考にして、長年のコンプレックスを解消し、自信に満ちた新しい一歩を踏み出してください。

※本記事の情報は2025年07月時点のものです。最新の情報は各クリニックの公式サイトにて必ずご確認ください。

※本記事は美容目的の自由診療によるほくろ除去に関する情報を中心に扱っています。

まずはココ！ほくろ除去で人気の東京おすすめクリニック3選

数あるクリニックの中でも、特に実績・料金・口コミ評価のバランスが良い3院を厳選しました。どのクリニックにしようか迷ったら、まずこの中から選ぶのがおすすめです。

後悔しない！東京でほくろ除去クリニックを選ぶための7つの重要ポイント

料金の安さだけでクリニックを選ぶと、「傷跡が想像以上に目立つ」「すぐに再発してしまった」といった失敗に繋がることも少なくありません。ここでは、東京であなたに最適なクリニックを見つけるために、絶対に押さえておきたい7つのチェックポイントを詳しく解説します。

① 料金体系で選ぶ｜「安い」の罠に注意！総額で比較しよう

ほくろ除去の料金は、主にほくろの「サイズ（mm単位）」と「個数」によって決まります。しかし、表示されている施術料金だけで判断するのは危険です。

多くのクリニックでは、施術費以外にも以下のような費用が発生する可能性があります。

• 初診料・再診料
• カウンセリング料
• 麻酔代（局所麻酔、麻酔クリームなど）
• 処方薬代（抗生剤、軟膏など）
• 保護テープなどの消耗品代
• 病理検査代（切開法の場合）

パッと見の料金が安くても、これらの費用が加算されて、最終的には高額になるケースも。必ずカウンセリングの段階で「施術にかかるすべての費用を含めた総額」を確認し、複数のクリニックで比較検討することが重要です。

【東京のほくろ除去 料金相場（自由診療・1個あたり）】

• CO2レーザー： 5,000円～11,000円 / 1mm
• 電気メス： 5,000円～11,000円 / 1mm
• 切開法： 10,000円～20,000円 / 1mm

また、除去したいほくろが多い方には「取り放題プラン」も魅力的な選択肢です。ただし、「10個まで」「合計〇〇mmまで」といった制限や、対象外の施術方法がある場合も。自分の希望するほくろがプランの対象になるか、事前にしっかり確認しましょう。

② 保険適用か自由診療かで選ぶ｜あなたのほくろはどっち？

ほくろ除去には、健康保険が使える「保険診療」と、全額自己負担の「自由診療」の2種類があります。どちらに該当するかで、費用や選択できる施術が大きく異なります。

保険適用になるケース

• 悪性の疑いがある（メラノーマなど）
• 急に大きくなった、形が変わった、出血した
• 生活に支障が出ている（視界を妨げる、衣類で擦れて痛いなど）

このような場合は、病気やケガの治療と見なされ、皮膚科や形成外科で保険診療が受けられます。費用を3割負担に抑えられるのが最大のメリットですが、施術方法は医師の診断に基づき決定され、美容的な仕上がりよりも「病変の完全な切除」が最優先されます。

自由診療になるケース

• 美容目的での除去
• 特に生活に支障はないが、見た目が気になる
• 傷跡をできるだけきれいに、目立たなくしたい

こちらは美容皮膚科や美容外科が主な選択肢となります。費用は全額自己負担で高額になりますが、CO2レーザーなど傷跡が残りにくい最新の施術方法を選べることや、仕上がりの美しさを追求できる点がメリットです。

自分のほくろがどちらに該当するか分からない場合は、まず「皮膚科専門医」または「形成外科専門医」がいるクリニックで相談するのが最も確実な方法です。

③ 施術方法で選ぶ｜ほくろのタイプに合った最適な治療とは？

ほくろには、平らなもの、盛り上がっているもの、根が深いものなど、様々なタイプがあります。それぞれの特徴に合わせて最適な施術方法を選ぶことが、きれいな仕上がりへの近道です。

カウンセリングでは、医師があなたのほくろを診察し、最適な方法を提案してくれます。なぜその施術が適しているのか、理由までしっかり説明してくれるクリニックを選びましょう。

④ 医師の経歴や症例実績で選ぶ｜「専門医」の資格は要チェック

仕上がりの美しさや安全性を左右する最も重要な要素は、間違いなく「医師の技術力」です。特に顔のほくろを除去する場合、数ミリの差が大きな違いを生みます。

信頼できる医師を見極めるポイントは以下の通りです。

• 専門医資格の有無: 「日本形成外科学会認定 形成外科専門医」や「日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医」は、厳しい基準をクリアした医師の証です。公式サイトの医師紹介ページで必ず確認しましょう。
• 症例写真の豊富さと質: 症例写真（ビフォーアフター）を多く公開しているクリニックは、それだけ実績に自信がある証拠です。写真を見る際は、除去後の傷跡がどれだけ自然か、肌になじんでいるかを重点的にチェックしてください。

⑤ カウンセリングの丁寧さで選ぶ｜不安を解消してくれるか見極める

良いクリニックは、カウンセリングが非常に丁寧です。あなたの不安や疑問に寄り添い、納得できるまで説明してくれます。以下の点をチェックリストとして活用してください。

• 悩みを親身になって聞いてくれるか？
• 複数の施術選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを公平に説明してくれるか？
• 費用について、総額を明瞭に説明してくれるか？
• リスク、ダウンタイム、アフターケアについて十分な説明があるか？
• あなたからの質問を急かさず、丁寧に答えてくれる雰囲気か？
• 無理に高額な施術を勧めてこないか？

少しでも「合わないな」と感じたら、無理に契約せず、他のクリニックのカウンセリングも受けてみましょう。

⑥ アフターフォローの手厚さで選ぶ｜施術後の万が一に備える

ほくろ除去は、施術が終われば完了ではありません。その後のケアが、最終的な仕上がりを大きく左右します。万が一のトラブルに備え、アフターフォローが充実しているクリニックを選びましょう。

• 術後の無料検診: 施術後の経過を医師がしっかりチェックしてくれるか。
• トラブルへの対応: 万が一、化膿やケロイドなどのトラブルが起きた際に、迅速かつ適切に対応してくれるか。
• 再発保証制度: レーザー治療などで再発した場合、一定期間内であれば無料で再施術してくれる保証があるか。

これらの内容は、カウンセリングの際に必ず確認しておくべき重要なポイントです。

⑦ 通いやすさで選ぶ｜東京ならではの立地や診療時間も重要

特に切開法で抜糸が必要な場合や、経過観察で複数回の通院が必要になるケースを考えると、通いやすさも無視できません。

• アクセス: 自宅や職場から通いやすいか（駅からの距離など）。
• 診療時間: 土日祝日や夜間も診療しているか。仕事帰りにも立ち寄れると便利です。
• 予約の取りやすさ: WEBやLINEで手軽に予約できるか。人気のクリニックは予約が埋まりがちなので、自分のスケジュールに合うか確認しましょう。

これらの7つのポイントを総合的に判断し、あなたが心から納得できるクリニックを選びましょう。

ほくろ除去におすすめの東京のクリニック10選

ここからは、先ほどの選び方のポイントを踏まえ、東京エリアでおすすめのほくろ除去クリニックを10院紹介します。料金、施術方法、口コミなどを比較し、あなたに合ったクリニックを見つけてください。

1. アイシークリニック

Google Map評価（新宿院）： ★4.1（684件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「保険適用で安く切除できた」「説明が分かりやすく、手際が良かった」「予約制なので待ち時間が少ない」
• 気になる口コミ： 「医師によって対応に差があるように感じた」「人気の時間帯は予約が取りにくい」

おすすめポイント：

• 皮膚科・形成外科として年間20,000件以上の豊富な実績
• 美容目的の自由診療だけでなく、条件を満たせば保険診療にも対応
• 電気メス、切開法、取り放題プランなど、選択肢が豊富

クリニック情報：

アイシークリニックは、皮膚のできもの治療を専門とするクリニックです。保険診療と自由診療の両方に対応しているため、自分のほくろがどちらに適しているか相談したい方に最適。実績と明朗な料金体系で、安心して任せられるクリニックの一つです。

2. Jスキンクリニック

Google Map評価： ★4.7（613件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「院長先生のカウンセリングが非常に丁寧で、安心できた」「施術がスピーディーで痛みも少なかった」「傷跡がとても綺麗で満足している」
• 気になる口コミ： 「人気のためか、予約が少し先になることがある」「場所が少し分かりにくい」

おすすめポイント：

• 形成外科専門医・皮膚科専門医である院長が一貫して対応
• 口コミ評価が非常に高く、カウンセリングの丁寧さに定評あり
• CO2レーザーと切開法の両方に対応し、最適な治療を提案

クリニック情報：

専門医資格を持つ院長が、カウンセリングから施術まで責任を持って担当してくれるのが最大の魅力。料金の安さよりも、技術力と安心感を最優先したい方におすすめです。一人ひとりに時間をかけた丁寧な対応が、高い満足度に繋がっています。

3. 城本クリニック（池袋院・新宿院など）

Google Map評価（池袋院）： ★4.8（429件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「大手ならではの安心感がある」「電気メスでの除去だったが、仕上がりがとても綺麗」「スタッフの対応が良く、気持ちよく通えた」
• 気になる口コミ： 「カウンセラーからの提案が少し多いと感じた」「待ち時間が日によって長いことがある」

おすすめポイント：

• 開院35年以上の豊富な経験と実績を持つ大手美容クリニック
• 在籍しているのは医師と看護師のみで、無資格のカウンセラーはいない
• 電気メスによるほくろ除去を得意とし、比較的リーズナブルな価格設定

クリニック情報：

全国に展開する大手ならではの安定した技術力と安心感が魅力。特に電気メスでの除去を検討しており、信頼と実績のあるクリニックを選びたい方に適しています。カウンセリングが無料なので、気軽に相談できるのも嬉しいポイントです。

4. 渋谷美容外科クリニック 新宿院

Google Map評価： ★4.6（1,787件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「平日の夜遅くまでやっているので仕事帰りに通えて助かる」「施術がスピーディーだった」「リーズナブルな価格で除去できた」
• 気になる口コミ： 「院内が混み合っていることが多い」「施術の説明が簡潔だった」

おすすめポイント：

• 平日23時まで診療しており、忙しい方でも通いやすい
• CO2レーザーによる除去が1mm 5,500円からとリーズナブル
• 初回限定の割引やモニター制度など、お得なキャンペーンも実施

クリニック情報：

仕事やプライベートで日中の来院が難しい方に特におすすめのクリニックです。長年の実績と豊富な症例数に裏打ちされた技術力と、通いやすい診療時間が魅力。まずは無料カウンセリングで相談してみてはいかがでしょうか。

5. 池袋皮膚科ゆうスキンクリニック 池袋院

Google Map評価： ★4.4（695件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「皮膚科の専門医に診てもらえるので安心感がある」「保険適用の判断を的確にしてくれた」「マンガで解説があって分かりやすい」
• 気になる口コミ： 「待ち時間が長いことがある」「受付の対応がドライに感じた」

おすすめポイント：

• 皮膚科専門医による診察で、保険適用の判断も安心
• CO2レーザーによるほくろ除去に対応
• マンガを用いた分かりやすい説明で、初めての方でも理解しやすい

クリニック情報：

心療内科も併設するゆうメンタルクリニックグループの皮膚科です。まずは専門医にほくろの状態をしっかり診てもらいたい、保険が使えるか知りたいという方にぴったり。治療の必要性から丁寧に説明してくれるので、納得して施術に臨めます。

6. TCB東京中央美容外科（新宿三丁目院など）

Google Map評価（新宿三丁目院）： ★4.1（2,004件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「料金がリーズナブルで分かりやすい」「大手の安心感がある」「LINEでクーポンがもらえてお得だった」
• 気になる口コミ： 「カウンセリングで他の施術も勧められた」「院内が混雑している」

おすすめポイント：

• 電気メス、切開法、レーザーなど豊富な施術方法から選べる
• 1mm 4,980円からと業界トップクラスの低価格を実現
• LINE友達登録でクーポンがもらえるなど、割引制度が充実

クリニック情報：

「できるだけ安く、でも安心できる大手で施術したい」という方に最もおすすめなクリニックです。全国規模の展開によるスケールメリットを活かし、高品質な治療を驚きの価格で提供。施術方法も豊富なので、自分に合った方法が見つかります。

7. エルムクリニック 表参道院

Google Map評価： ★4.7（155件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「カウンセリングが丁寧で、メリット・デメリットをしっかり説明してくれた」「院内がおしゃれで清潔感がある」「無理な勧誘が一切なかった」
• 気になる口コミ： 「料金は他のクリニックより少し高めに感じた」「予約が取りづらい時がある」

おすすめポイント：

• CO2レーザーと切開法を組み合わせたオーダーメイド治療が可能
• 医師・スタッフ全員が正規職員で、質の高いサービスを提供
• 表参道駅すぐの好立地で、洗練された空間でリラックスして施術を受けられる

クリニック情報：

価格よりも、自分に合った丁寧な治療と、上質な空間を求める方におすすめ。一人ひとりの肌質やほくろの状態に合わせて最適な治療法を提案してくれるため、仕上がりの満足度が非常に高いクリニックです。

8. 巣鴨ほくろ・できものクリニック

Google Map評価： ★3.9（54件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「専門のクリニックだけあって手際がすごく良い」「保険適用で手術してもらえた」「傷跡が綺麗になるように丁寧に縫合してくれた」
• 気になる口コミ： 「混雑していて待ち時間が長かった」「医師の説明が専門的で少し難しかった」

おすすめポイント：

• ほくろ・粉瘤・脂肪腫など、皮膚のできもの治療に特化
• 形成外科専門医による、傷跡に配慮した丁寧な手術
• 保険診療を主体としており、安心して相談できる

クリニック情報：

クリニック名の通り、まさに「ほくろ除去」のための専門クリニックです。特に、切開が必要な大きめのほくろや、悪性が心配なほくろの除去を検討している方に最適。形成外科医の技術で、できるだけ傷跡が目立たないよう配慮してくれます。

9. はなふさ皮膚科 池袋院

Google Map評価： ★4.3（160件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「院長先生の技術が素晴らしく、傷跡がほとんど分からない」「他院で断られた難しいほくろも綺麗に取ってもらえた」「スタッフの知識が豊富で安心できる」
• 気になる口コミ： 「非常に人気で、初診の予約が数ヶ月待ちになることも」「費用は高めだが、技術力を考えれば納得」

おすすめポイント：

• 難易度の高い症例にも対応できる、皮膚外科のスペシャリストが在籍
• くり抜き法や炭酸ガスレーザーを駆使し、傷跡を最小限にする治療を追求
• 美容皮膚科メニューも豊富で、肌全体の悩みを相談できる

クリニック情報：

「絶対に傷跡で後悔したくない」「他院で難しいと言われた」という方に、最後の砦としておすすめしたいクリニックです。予約は取りにくいですが、その技術力は多くの患者から支持されています。仕上がりの美しさを何よりも重視するなら、検討する価値は十分にあります。

10. Fellez Clinic（フェルズクリニック）

Google Map評価： ★4.6（134件）

口コミの要約：

• 良い口コミ： 「院長先生が気さくで話しやすい」「カウンセリングで親身に相談に乗ってくれた」「アフターケアまでしっかり見てくれる」
• 気になる口コミ： 「クリニックの場所が少し奥まっていて分かりにくい」「こぢんまりとしたクリニック」

おすすめポイント：

• 経験豊富な院長がカウンセリングからアフターケアまで一貫して担当
• CO2レーザーと切除縫合に対応し、ほくろの状態に合わせて最適な方法を提案
• 患者一人ひとりと向き合う、プライベートクリニックのような丁寧な対応

クリニック情報：

大手クリニックの慌ただしい雰囲気が苦手な方や、一人の医師にじっくりと診てもらいたい方におすすめ。院長の豊富な経験に基づいた的確な診断と、温かい人柄が人気の理由です。安心して悩みを打ち明けられる、かかりつけ医のような存在になってくれるでしょう。

東京で受けられるほくろ除去の施術方法を徹底解説｜メリット・デメリットは？

ここでは、東京のクリニックで主流となっている3つのほくろ除去方法について、それぞれのメリット・デメリット、ダウンタイム、料金相場などを詳しく掘り下げていきます。自分のほくろに最適な方法を知ることで、カウンセリングもスムーズに進みます。

① 炭酸ガス（CO2）レーザー｜傷跡が目立ちにくくダウンタイムが短い

炭酸ガス（CO2）レーザーは、水分に反応する特性を持つレーザーを照射し、ほくろの組織を瞬間的に蒸発させて除去する方法です。

• メリット： メスを使わないため出血がほとんどなく、傷跡が残りにくいのが最大の特徴です。施術時間も数分と短く、ダウンタイム（保護テープを貼る期間など）も比較的短い傾向にあります。
• デメリット： 根が深いほくろの場合、細胞を取りきれずに再発する可能性があります。また、除去した組織が蒸発してしまうため、悪性が疑われるほくろの病理検査には向きません。
• こんな人におすすめ： 顔にある2～3mm程度の比較的小さく、平らなほくろを、できるだけ傷跡を残さず除去したい方。

② 電気メス（電気分解法）｜盛り上がったほくろに効果的

ペン型のメスの先に高周波の電流を流し、その熱を利用してほくろの組織を削り取るように焼灼する方法です。

• メリット： CO2レーザーでは難しい、ぷっくりと盛り上がったほくろの除去に非常に効果的です。施術時間も短く、料金も比較的リーズナブルなクリニックが多く見られます。
• デメリット： 組織を削り取る深さや範囲の調整は、施術者の技術力に大きく依存します。技術が未熟だと、傷が凹んでしまったり、逆に削り残しが出たりするリスクがあります。CO2レーザー同様、病理検査はできません。
• こんな人におすすめ： 直径5mmくらいまでの、盛り上がりのあるほくろを、比較的安く除去したい方。

③ 切開縫合法｜再発リスクが低く、大きなほくろも除去可能

その名の通り、メスを使ってほくろの周囲の皮膚ごと紡錘形に切除し、その後、丁寧に縫い合わせる外科的な手術です。

• メリット： ほくろの細胞を根こそぎ切除するため、再発の可能性が最も低い方法です。レーザーでは難しい大きなほくろや、根が深いほくろにも対応可能。また、切除した組織を病理検査に出すことで、悪性（がん）かどうかを確実に診断できます。
• デメリット： 施術後に線状の傷跡が必ず残ります（時間経過とともに目立ちにくくなります）。約1週間後に抜糸のための通院が必要です。ダウンタイムも他の方法に比べて長くなります。
• こんな人におすすめ： 5mm以上の大きなほくろ、悪性の疑いがあるほくろ、過去に再発を繰り返しているほくろをお持ちの方。

【5ステップで簡単】カウンセリング予約から施術完了までの流れ

「クリニックに行くのが初めてで、当日の流れがわからず不安…」という方も多いはず。ここでは、一般的なクリニックでの予約からアフターケアまでの流れを5つのステップで解説します。

Step1: WEB・電話で無料カウンセリングを予約

まずは気になるクリニックの公式サイトから、カウンセリングの予約を取りましょう。最近はWEBやLINEで24時間手軽に予約できるクリニックがほとんどです。希望日時をいくつか考えておくとスムーズです。

Step2: 来院・医師による診察とカウンセリング

予約日時に来院し、問診票を記入します。その後、医師がダーモスコープ（拡大鏡）などを使ってほくろの状態を詳しく診察します。診察結果をもとに、最適な施術法や料金、リスク、アフターケアについて詳しい説明を受けます。この時に、不安なことや疑問点はすべて質問しましょう。事前にメモしておくと安心です。

Step3: 同意書へのサイン・会計

施術内容や料金に納得できたら、同意書にサインをし、会計を済ませます。多くのクリニックでは、カウンセリング当日にそのまま施術を受けることも可能です。後日施術する場合は、改めて予約を取ります。

Step4: 施術（5分～20分程度）とアフターケア

施術室に移動し、まずは局所麻酔を行います。注射の際にチクッとした痛みがありますが、麻酔が効けば施術中の痛みはほとんどありません。施術自体はほくろ1つあたり5分～20分程度で終了します。施術後は、患部を冷やし、軟膏を塗って保護テープを貼ってもらいます。自宅でのケア方法（テープの貼り替え方や注意点）についてもしっかり説明を受けます。

Step5: 経過観察・通院（抜糸など）

レーザーや電気メスの場合、基本的には通院不要なことが多いですが、念のため経過観察の診察があるか確認しておきましょう。切開法の場合は、約1週間後に抜糸のために再度来院が必要です。その後も、傷跡が綺麗に治るまで、医師の指示に従ってケアを続けましょう。

東京のほくろ除去に関するよくある質問（Q&A）

最後に、ほくろ除去を検討している方が抱きがちな疑問について、Q&A形式でお答えします。

Q1. ほくろ除去の施術は痛いですか？

A. 施術前に局所麻酔の注射をするため、その際にチクッとした痛みを感じます。しかし、麻酔が効いてしまえば、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。痛みが非常に不安な方は、麻酔クリームや笑気麻酔（吸入するタイプのリラックス麻酔）といったオプションを用意しているクリニックもあるので、カウンセリングで相談してみましょう。

Q2. 傷跡は完全に消えますか？ケロイド体質でも大丈夫？

A. ほくろ除去は「傷跡を完全に消す」ものではなく、「傷跡をほくろよりも目立たなくする」ことが目標の治療です。施術方法や体質、アフターケアによって仕上がりは変わります。特にケロイド体質（傷が赤く盛り上がりやすい体質）の方は、カウンセリングで必ず医師に申告してください。体質に合わせた施術方法や内服薬、注射などのアフターケアを提案してもらえます。

Q3. メイクや洗顔はいつからできますか？

A. 施術当日から、患部（保護テープを貼った場所）を避ければメイクも洗顔も可能です。患部への直接のメイクは、傷が完全に上皮化（薄い皮膚で覆われる状態）してからになります。一般的には1～2週間後が目安ですが、自己判断せず、必ず医師の指示に従ってください。

Q4. ほくろ除去に最適な季節はありますか？

A. 施術後の傷跡は、色素沈着を防ぐために紫外線対策が非常に重要です。そのため、一般的には紫外線が弱い秋から冬にかけての季節がおすすめとされています。しかし、日焼け止めやUVカット機能のあるテープなどでしっかりと対策を行えば、どの季節でも問題なく施術を受けることは可能です。

Q5. 施術後の赤みや凹みはどのくらい続きますか？

A. 個人差が大きいですが、一般的な目安は以下の通りです。

• 赤み: 数週間～数ヶ月かけて徐々に薄くなります。
• 凹み: レーザーや電気メスで削った部分は、施術直後は少し凹んだ状態になります。皮膚が再生するにつれて、3ヶ月～6ヶ月ほどかけて徐々に平坦に近づいていきます。

Q6. 除去したほくろが再発することはありますか？その場合の費用は？

A. 特にレーザーや電気メスの場合、ほくろの細胞（母斑細胞）が皮膚の深い部分にまで達していると、細胞を取りきれずに再発する可能性があります。多くのクリニックでは、「再発保証制度」を設けており、一定期間内（例：1年以内）であれば無料で再施術が受けられる場合があります。この保証の有無と内容は、カウンセリングで必ず確認しましょう。

Q7. 自分でほくろ除去クリームなどを使うのは危険ですか？

A. 非常に危険ですので、絶対にやめてください。市販のほくろ除去クリームは、強力なアルカリ性の薬品で皮膚を溶かす（腐食させる）ものがほとんどです。これにより、ほくろだけでなく周囲の正常な皮膚までダメージを受け、深い傷跡やケロイド、感染症を引き起こすリスクが非常に高いです。また、万が一そのほくろが悪性腫瘍（メラノーマ）だった場合、刺激を与えることで転移を促進させ、発見を遅らせるという最悪の事態にもなりかねません。ほくろの悩みは、必ず医療機関で専門医に相談してください。

まとめ｜東京でのほくろ除去は納得のいくカウンセリングが鍵

今回は、東京でほくろ除去を考える際に知っておきたい情報を網羅的に解説しました。

• 東京でのクリニック選びは、料金だけでなく「総額」「施術方法」「医師の実績」「アフターフォロー」を総合的に見ることが重要。
• 保険適用は「悪性の疑い」や「生活への支障」がある場合。美容目的なら自由診療となる。
• 自分のほくろのタイプ（大きさ、盛り上がり、深さ）に合った施術方法を選ぶことが、きれいな仕上がりの第一歩。
• 傷跡や再発のリスクをゼロにすることは難しいからこそ、信頼できる医師選びと、疑問や不安をすべて解消できる丁寧なカウンセリングが不可欠。

顔の印象を左右することもある、ほくろの治療。だからこそ、あなた自身が心から納得し、安心して任せられるクリニックを選んでほしいと願っています。

この記事を読んで少しでも気になるクリニックが見つかったなら、まずは無料カウンセリングを予約し、専門の医師に直接相談することから始めてみましょう。あなたの長年の悩みが、きっと解決に向かうはずです。